・毎年楽しみにしいてるコンポージアム(の割に去年は行くの忘れてしまったが)を
観てきました。武満徹作曲賞というのがあって、
毎年現代音楽の作曲家が審査員として来日して、
もちろん審査などするのですが、その作曲家の作品も演奏されます。
結構この機会じゃないと生演奏で聴けるものがないと思うので貴重だったりします。
現代音楽そこまで詳しくないのでコンポージアム観に行って
作曲家を毎年一人ずつ認識していくというのが楽しかったりします。
今年はハンガリーの作曲家ペーテル・エトヴェシュで、
ペーテル・エトヴェシュの曲が演奏されたのですが
珍しく他の作曲家のリゲティの曲も演奏も行われました。
基本的には審査員でやってくる作曲家の曲を演奏するプログラムが
ほとんどなので不思議でした。
ペーテル・エトヴェシュが指揮者であることも関係しているのだろうか?
この日も作曲家本人が指揮をして、リゲティの曲も指揮をしていました。
リゲティの曲に比べて、
明らかにペーテル・エトヴェシュの曲の方が聴きやすいものように思えました。
ステージのオーケストラの前に打楽器が設置されていて
パーカッショニストが始めに声をだして、
その音を打楽器でなぞっていくという曲があり
パーカッショニストが打楽器に口頭で曲を教えてあげる
みたいなユーモラスな雰囲気がでていた。
打楽器ソロパートもあり、
そこはロックやジャズのドラムソロに近いノリになっていたので
とても聴きやすかったのではないかと。
演奏しながら上昇していく感じというか。
・別の日に
高島さんとふかきょんの即興演奏のライブを観に行ったり。
高島さんは福島に戻られているし、ふかきょんは骨折したり謎の病気にかかったりと
なかなか共演のタイミングがつかめず、2月に決まっていたのにそれも雪が降っておじゃんになってしまったりと
紆余曲折あり、この日こそは!と思っていたのでライブも無事にはじまり安心したり。
ドラム+エレクトロニクスとギターの即興で2セット。
しばらくシリーズでやるとのことで今後の変化が気になるところであります。
1.「ス薔薇式セカイ」よみかきそろばん / ハシダカズマ(箱庭の室内楽)band set
2.「中牟礼貞則 81歳の誕生日ライブ」 中牟礼貞則(G)金澤英明(B)高橋佑成(P)田中徳崇(Ds)
3. ラヴラヴ企画32「四月怪談」LIVE: hikaru yamada and librarians / ユームラウト / The Wisely Brothers
4. マーク・リボー 無声映画ライヴ「紐育の波止場」
5. 春日とよ音司会
6. コンポージアム2014「ペーテル・エトヴェシュの音楽」
7. 深田篤史(ギター)、高島正志(ドラム、GITM)