2019/6/18

更新する余裕がなく、もはやレコ発第二弾(2019/6/30)に向けての願掛け毎日ブログは完全に崩壊してしまいました!(これを書いているのが8/17!)

もう現在の生活サイクルでは難しいのと、レコ発第二弾ライブも終わってますし、とりあえずこの一回と、レコ発当日のブログを書いてせめてもの落とし前をつけたいと思います。

確かこのころは「ONCE ダブリンの街角で」という映画を観ていました。

「はじまりのうた」や「シングストリート」と同じ監督の映画でもっと初期の作品(2007年ごろ公開)。
こちらもその後の流れを感じさせる音楽に比重が置かれた映画。

元々監督がベーシストとして参加していたアイルランドのバンド、フレイムスのボーカルが主演しています。
失敗してダブリンに戻ってきた主人公が毎日路上で弾き語りをしていて、チェコ人の女性と知り合います。
彼女はピアノが弾けて歌も歌えるので、彼女を巻き込み恋愛もありつつ新しいアルバムを録音していく、という話です。(大分はしょってますが)

楽器屋で、主人公の曲をチェコ人の女性に教えて一緒に演奏してみるシーンとかもとても素晴らしくて、徐々にピアノやコーラスが重なっていくところや、「次でコードが変わるよ」みたいなことを合間に言いながら演奏してるところとか、音楽がより合わさって生まれていく瞬間みたいなものがでていて良いな~と思いました。

初期作品で予算が少ないのはめちゃめちゃ手ぶれしまくる画面や荒い画質からわかりますが、主演の演奏の力で一点突破してる感じでこれがまた良いんです。なんだかんだと今まで観た監督の作品では一番これが好きかもしれません。

少し映像の荒さとでドキュメンタリーっぽくも見えたりして、最初の弾き語りシーンなどもあってか前野健太さんの「ライブテープ」を思い出したり。全然内容的には違うのですが、音楽映画であるのは同じかなと。ライブテープは吉祥寺の街をワンカットで弾き語りしながらさまよう、という作品で傑作です。

それはさておきとにかく気になるのが主人公のアコギでした。

こちらはタイトルバックなのですが、主人公のめちゃめちゃ声量のある爆発する歌声がかっこいいところなのですが、アコギがめちゃめちゃボロボロなのが気になりました。
黒いところが最初ピックガードが削れてるのかと思いきや、穴が開いてるようにも見える・・


映画ではなく後々の演奏動画を観てみたら黒い部分が減っているので、
これはピックガードではないかと。(穴だったらもう片方を塞がないのもおかしいので)

この動画が2015年のようなので今頃はもうピックガード全部削れて黒い部分はゼロになっているのでは・・。
ピックガードがこれだけ削れてるのは見たことがないですね。
どれだけ激しく弾きまくったらこうなるんでしょう・・。