風立ちぬ

・先週の晴れ豆でのライブ、
お越しくださった方、お店の方まことにありがとうございました!
演奏はギターの調子が悪かったこと以外(新しいのを買うべきか・・)は悪くなかったのですが
他のことがちょっと・・もっと色々と頑張らねばと思った次第です。

晴れ豆のライブは昼だったので夜は三鷹に行って山田君たちのライブを観ました。
ちなみにこの日に山田君のやっているバンドの音源がsasakino recordsより配信開始したのでこちらもリンク貼ってみます。
サンプリングポップスとのこと。かなり良いです、涼しくなります。
http://sasakinorecords.com/releases/sskr041/

1.「静寂と鼓動」Kyooo / 鈴木治行
2.アンサンブルノマド第46回定期演奏会ブリッジ・橋Vol.3 近藤 譲の音楽 
3.森は生きている / 入江陽 / more
4.満月ライブvol.51『羊毛とおはな』
5.M3 初音階段
6.代官山ロックフェスティバル2013 DJ王家の紋章 / 双葉双一
7.ライブラリアンズのパーティーvol.2 hikaru yamada and the librarians (electropical set) / deadheadsat / Marisada
8.大学時代の作曲 ジム・オルーク 六デイズ:その二 
9.Happy Bad Timing Days ジム・オルーク 六デイズ:その三
10.未来に向けて:その一 ジム・オルーク 六デイズ:その五
11.未来に向けて:その二 ジム・オルーク 六デイズ:その六
12.入江陽 / 山田光+yama yuki / fragola*ciocolata (唄,田中ゆうこ/vibraphone影山朋子)

・そんでもちましてライブの次の日に風立ちぬ観に行ってきました。
とっても素晴らしかったです。内容はまだ公開したばかりなので特にネタバレするような部分にはふれませんが。

気になっていた飛行機の効果音は人間の声でやるというもの、
事前にテレビなんかで流れていた時はかなり人が「ぶるるるるる」
って言ってる如何にも人の声って
感じでしたが映画本編ではちゃんとした効果音になっていました。
ピッチを変化させたり、実際には違う音も混ぜたりしてるしてるのかな?
ことさら人の声を強調するっていう感じでもなくなっていました。

なので特に気にしなければ人の声とは気づかない感じでしたね。
もしかしたら人の声自体そんなに使わないことにしたのかもしれません。

ただ関東大震災の時に、
地震の波紋が広がると時や地鳴りは人の声が使われてました。
それってかなりシニカルな意味をふくんでいるような感じがしました。
実写と違ってアニメは全てコントロールして作られるわけなので、
2013年に関東大震災が登場して、地震の効果音が人間の声というのは意味を持たせているんだろなと思いました。

まぁそれは細かい感想としておおまかな感想としては
鈴木プロデューサーがこの作品は宮崎駿の遺言のようなものと言っていたのですが
まさにそうなんだなぁと思いました。

堀越二郎=宮崎駿で、
宮崎駿=庵野秀明なんだなぁと。

だから庵野監督が堀越二郎の声をやるのは自然な流れなんだなと勝手に納得しております。
あまり上手ではないけれど皆上手い中一人下手な人が主人公でいるって結構いいなぁ。
声優の声はすんなり違和感がないけれど、庵野監督の声はノイズを含んでいて(余計な情報を含んでいるという意味でのノイズ)
それはそれでいいなぁと思ってしまうんだよなぁ。

宮崎駿が堀越二郎というキャラクターを通して創作することについて語っている映画、という気がします、上手くいえないですが。
まぁ詳しくは観るしかないですね!
時間とれたらまた観に行こうかな~。